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住処屋スタッフブログ

スタッフブログ-13「大工工事、石膏ボード張り」

2021-04-23
カテゴリ:建築現場から
新築現場の大工工事が大詰めとなって参りました。
今まで、構造躯体や金物、断熱材や配線など色々なものが見えていた壁と天井に大工さんが石膏ボードを張っていきます。最後は壁紙で隠れて見えなくなる石膏ボードですが、大工さんはボードきれいに割り付け、等間隔にビスを打っていきます。見えなくはなりますが、寸法のルールに則って施工がされていることによって、後々のメンテナンスやリフォームの時に、壊したり、剥がしたりぜずとも、ここに下地があるだろう、とか、ここに継ぎ目があるだろう、と分かるのでとても都合が良いのです。 
上の写真は所謂いつのも納まりで、等間隔に下地やボードをどんどん施工していきますが、中にはいつもどおりにいかない場所もあります。3枚目の写真は天井と壁の取り合いを撮ったものですが、通常入隅になるところが天井裏まで回り込むような袋になっています。最終的にはここにLED照明を隠して間接照明とするためです。このような現場毎に検討をして納めないとならない部分は、なにか難しい条件をクリアするために否応なしに出てきてしまう場合も多いですが、こだわる部分をつくるためにも必要ですので、頭を悩ませつつ、職人さんの手を借りつつ納めていきます。
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